文章題は、濃度・不等式・不定方程式・仕事算・ニュートン算など、さまざまなバリエーションの問題があります。文章題1で学んだ立式や文字の整理の仕方を活かしつつ、それぞれの解法パターンを押さえましょう。
冒頭でそれぞれの文章題のポイントをお話ししています。
食塩水を混ぜる過程は状況把握をしやすくなるように図を描きましょう。おすすめの計算に「天秤図」という図があります。チェックしてみてください。
濃度の問題は、天秤図や面積図のような図の使い方が強調されがちですが、最も重要なのは「状況把握」です。ぜひこの動画でマスターしてみてください。
「平均の平均」に関する問題は、合計値を求めて解いていくこともできますが、実は「濃度」と同じように「天秤図」で解くことができます。
不等式の問題は、「余る」「足りない」などの状況を掴み損ねるとミスが出ます。また、条件を満たす範囲を読み取り損ねることで、不等号の向きを間違えるケースも多いです。
不定方程式の問題は、解が定まらないので、結果としてあまりキレイな解き方にはなりません。動画中で説明した「倍数」や、問題によっては「選択肢」を使うことを前提とした問題も出題されます。
仕事算はどの問題でも共通する解き筋がはっきりしています。総仕事量、単位時間あたり仕事量の処理の仕方、仕事算での定番の式の立て方。このあたりが捉えられると、自信を持って解けます。
過去に何度も数字を変えただけの問題が出題されており、みなさんの問題集にも似たような問題が掲載されていると思います。意外と解き方を知らないと、解きにくい問題です。
ニュートン算は公式さえ覚えてしまえば、あとは文字と数字を当てはめて解けます。しっかり覚えて出題されたときには確実に取れるように準備をしておきましょう。
ニュートン算は公式に当てはめていけば解けます。文字が多くなるので、少し大変ですが、このタイプの問題は度々出題されていますので、今回の計算方法をしっかりとマスターしましょう。
文章題のうち、「解」が連立方程式などで求められないような問題に対して、どのようなアプローチをするか。その方法を知らないと、気づきにくい問題です。